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FUKUOKA BEAT REVOLUTION

GYPSY達の夏――Playback ROCK'N'ROLL GYPSIES IN OKAYAMA 2023

最初に言い訳がましいことを書く。まず、リポートの掲載が年を越したことをお詫びしたい。2023年11月のライブのことを半年後、2024年5月になって、いまさら知りたくもないという方もいるだろう。当日、こちらで撮影したライブ写真の“事務所”の確認に時間がかかり、掲載の機会を逸していた。また、彼らの新たな予定が出たら掲載しようと考えていたが、その機会もなかなか来なかった。実は、ここに来てROCK'N'ROLL GYPSIESの新たなライブなどはないが、GYPSY達の動きが活発になってきた。ライブやイベントなど、彼らの関わるものが目白押し。この春から夏へと、見なければいけないものばかり。昨2023年のバンドとしての活動が本2024年のソロとしての活動を活性化させたといっていいだろう。2023年のROCK'N'ROLL GYPSIESの活動(活躍!)は2024年の花田裕之、下山淳、池畑潤二、市川勝也の動きに確実に刺激と影響を与え、いつも以上に忙しく動き回ることになる。


そんな意味でもROCK'N'ROLL GYPSIESが昨2023年4月にリリースしたニューアルバム 『V』(前作『Ⅳ』以来、7年ぶりになる)の“レコ発ツアー”の2ndステージ(11月3日<祝・金>名古屋「TOKUZO」、11月4日<土>京都「磔磔」、11月5日<日>岡山「DESPERADO」と回る3公演)、その最終日、11月5日(日)の岡山でのステージをプレイバックしておく。当日、そのライブを取材し、撮影したのはこの「福岡BEAT革命」のみ。その貴重な機会を与えられたからには遅くなってもちゃんとリポートすべきだろう。お待たせしました。お待たせし過ぎたかもしれません(笑)。


既に同“レコ発ツアー”の1stステージは5月25日(木)に東京「渋谷CLUB QUATTRO」で行われたライブを「福岡BEAT革命」でリポートしている。同ツアーの1stステージは5月7日(日) 広島「広島CLUB QUATTRO」を皮切りに5月12日(金)大阪 「梅田CLUB QUATTRO」、5月19日(金)愛知 「名古屋CLUB QUATTRO」、5月25日(木)東京 「渋谷CLUB QUATTRO」まで、全4公演が行われた。前回、一昨年、2022年6月の同じく広島、大阪、愛知、東京と、全国のCLUB QUATTROを回るツアー『ROCK’N'ROLL  GYPSIES 2022 CLUB CUATTRO TOUR <Honest I do.>』はメンバーのコロナ感染などで、6月17日(金)の名古屋公演が8月9日(日)へ延期になるなど、トラブルもあったが、今回はトラブルもなく、無事に予定通り、完走している。





前述通り、昨2023年の1stステージは、5月25日(木)に東京「渋谷CLUB QUATTRO」で行われたライブを見て、既にリポートしている。その模様は本HPをご参考いただきたい。その後、9月23日(土)に岐阜県中津川講演特設ステージで開催された『中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2023』RESPECT STAGEに出演したROCK'N'ROLL GYPSIESも見ている。残念ながらリアルライブではなく配信だったが、それでも彼らの凄味が生々しく伝わる。巨大な野外ステージに相応しく、スケールの大きい演奏を彼らは見せてくれた。唯我独尊、悠々自適の活動ぶりながらROCK'N'ROLL GYPSIESはビッグステージに相応しく、多くのバンドやオーディエンスからリスペクトされる存在へと成長している。バンドが結成されてから紆余曲折もあったが、“Ⅰ”を起点とするならば20年以上経っている。変なベテラン感はないものの、その重みというものが自然と滲み出る。その後、11月1日にはTHE ROOSTERSとTHE ROOSTERZの全世界配信が解禁になると一躍、「ルースターズ」がトレンド入りしている。音楽的にも人脈的にもその意志や音楽を引き継ぐ、ROCK'N'ROLL GYPSIESがいま、どんなステージを見せてくれるか、見ない訳にいかないだろう。



2ndステージの日程は、1stステージで訪れた会場を外し、11月3日(祝)名古屋「TOKUZO」、4日(土)京都「磔磔」、そして11月5日(日)岡山「DESPERADE」になった。何故、最終日が岡山かわからないが、このところ、同所の名前はよく聞く。大阪と福岡の間にツアーで立ち寄るバンドも少なくない。


また、直接は関係ないかもしれないが、岡山はお笑いの世界では千鳥(大悟・ノブ)やウエストランド(井口浩之・河本太)、ハナコ(秋山寛貴)、空気階段(水川かたまり)、見取り図(リリー)などの出身地として、大きな話題にもなっている。ロックファンの間では甲本ヒロトの出身地として有名だが、藤井風も岡山出身、今年、ドジャーズへ移籍し、MLBで活躍する山本由伸も岡山出身である。岡山には、いま新たな才能が生まれ、世間を騒がせるような活躍をする――そんな潮流があるのかもしれない。何かが始まる場所ではある。



やはりROCK'N'ROLL GYPSIESのニューアルバム 『V』レコ発ツアー2ndステージ。1stステージを見たからには2ndステージも見ない訳にいかないだろう。


しかし、実際は3連休のため、新幹線は既に満席状態。二の足を踏んでいたが、決定打は知り合いから送られてきた京都「磔磔」のセットリストと、必見という短いメッセージ。まずは東京駅まで行き、後先考えず、岡山行きの新幹線の自由席券を購入し、列車へ飛び乗った。


会場の「DESPERADE」は岡山駅から徒歩15分ほどのところにある。バス(OKADENBUS)や市電(岡山電気軌道)を使えば10分もかからない、便利なところ。立派なアーケードもある西大寺商店街の中にある。同商店街の側には「岡山芸術創造劇場 ハレノワ」という2023年9月1日にグラウンドオープンしたという真新しいホールもあった。


岡山「DESPERADE」


まだ、開場前だが、会場に入り、このツアーをサポートする方と合流して、改めて取材と撮影の許可を得る。その方がメンバーとの仲介役となり、確認を取ってもらい、快諾いただけた。


会場は入ると左にはバースペース(BAR SIDE)、直進して、重い扉を開けるとライブスペース(LIVE SIDE)になる。物販のブースやバーカウンターがある。同所のキャパは席のあるなしで変動するらしいが、スタンディングだと200人ほどだろう。通路の壁にはTHE PRIVATESやPLAY THE SONHOUSE、頭脳警察などのポスターが貼ってある。勿論、ROCK'N'ROLL GYPSIES のポスターもちゃんと貼ってあった。



同店の昨年11月、12月のスケジュールには「PLAY ROCK!! (鬼怒無月、佐藤研二、江藤良人)」や「めんたいロック感謝祭 2023」、「岡山ロックン・ロール・ショー!! ~忌野清志郎トリビュート祭~」、「THE PRIVATES ~SONIC INVADER TOUR '23~」、「ラフィンノーズ 」、「冬のワチュロウパーティ/ワンマン」、「鬼頭径五 厄介な男ツアー」……など、全国をサーキットするバンドだけでなく、地元のバンドが出演するイベントなどもブッキングされている。




開演時間の午後6時30分に近づくと、観客が集まり出す。噂を聞きつけ、ツアーの最後を見届けようと、同所へ駆けつける。岡山県内だけでなく、岡山県外から来ているという方も少なくないようだ。いつもの彼らのライブ前の風景ながらツアー先での雰囲気は格別かもしれない。開演時間を5分ほど過ぎ、客電が落ち、それまで流れていた音楽が絞られると、彼らの登場を待つ観客の熱気が会場に充満してくる。ROCK'N'ROLL GYPSIESがステージに現れる。前のめり気味の観客をいなすようにお馴染のナンバー「TRUCKIN'」(2003年『ROCK'N'ROLL GYPSIESⅠ』収録。作詞・作曲:花田裕之)を演奏し始める。花田と下山のギターが心地良く絡み、ぶっきらぼうな花田の歌がこの日の始まりを告げる。続けて、下山淳、井上富雄、池畑潤二という、かつての盟友をバックにピチカートファイヴの小西陽康をプロデューサーとして迎え、花田裕之が1995年にリリースした原点回帰作と言われる『ROCK‘N’ROLL GYPSIES』(アルバムは「ROCK‘N’ROLL GYPSIES」とタイトルされているが、ROCK'N'ROLL GYPSIESのアルバムではなく、花田のソロアルバムになる)のオープニングナンバー「LOVE HURT」が披露される。オリジナルを上回る爆音サウンドで届けられる。会場の熱気が一瞬にして増し、その湿度も上昇していく。そんな熱気と湿気を鎮めるように花田は「空っぽの街から」を歌う。同曲は2016年にリリースされた『ROCK'N'ROLL GYPSIES Ⅳ』の収録曲で、作詞・作曲を花田裕之が手掛けている。いずれの曲もこれぞ、ROCK'N'ROLL GYPSIESという定番曲が並ぶ。



花田は“市川の曲を”と告げ、印象的な機械音(キーボードではなく、Robotalkというエフェクター<オートワウ>を使ってギターで下山が演奏している)が飛び出す。彼らの最新作にして、5枚目のアルバム『ROCK'N'ROLL GYPSIES Ⅴ』に収録された市川勝也が作詞・作曲を手掛けた「Fly -with only one wing-」である。アルバムでも同曲がフックとなり、いい意味での違和感を生み、新生面を感じさせた。市川の同曲がフィーチャーされることで、思い切り弾みをつけてくれる。ある意味、元気印(一番の年下で元気であるという勝手なイメージ!?)の彼らしい曲ではないだろうか。


同曲に続き、花田が“流れ”でも度々、披露している市川のベースのフレーズがゾクゾクさせる「只の夢」(2005年にリリースしたセカンドアルバム『ROCK'N'ROLL GYPSIES Ⅱ』に収録)を披露する。柴山俊之が作詞し、下山淳が作曲したナンバーで、“ロックンロールライダー”や“ロックンロールサンダー”、“CAND HEAT”、“KEEP ON ROCKIN”……など、ロックのクリシェを盛り込みながらもロックンロールの醍醐味を体感させてくれる。この硬軟、強弱の取り合わせも見事と言っていいだろう。


下山がハードでアクロバティックなギターがうねるナンバー「黒い女」を披露する。お馴染みの同曲は2010年にリリースされた『ROCK'N'ROLL GYPSIES Ⅲ』収録曲で、作詞・作曲を下山淳が手掛けている。さらに、新作『Ⅴ』から「蝙蝠の唄」を畳みかける。「蝙蝠の唄」は“蝙蝠(こうもり)”や“VAMPIRE(吸血鬼)”などが歌詞に躍るダークでゴシックな世界を描いているが、曲調そのものは軽快でポップなナンバーだ。下山淳の“ポップ”がいっぱい詰まっている。


下山に続き、花田が“IKEHATA‘S SONG”と告げ、新作『Ⅴ』に収録された池畑潤二が作詞・作曲した「Mr.Lover Man」を歌う。牧歌的でいて、どこか、切なさも感じさせる同曲はROCK’N’ROLL GYPSIESの新境地ではないだろうか。アルバムの幅を限りなく広げ、彼らの多様性を指し示す――池畑が敢えて挑み、作った作品と言っていいだろう。


「Old Guitar 」は『ROCK'N'ROLL GYPSIES I 」に収録されたナンバーだが、ひび割れたギターに太陽が沈んでゆく――という風景を喚起するフレーズは池畑もメンバーとして活躍するHEAT WAVEの山口洋である。曲は下山淳が書いている。


続いては2016年にリリースされた4枚目のアルバム『Ⅳ』のオープニングナンバー「あきれるぐらい」(作詞・作曲:花田裕之)が披露される。“旅から旅”、“人から人へと”、“巡り会い続けてりゃ”、“終わりは来ないよ”……と歌われる花田流のHOBO SONGの“白眉”だ。



同曲に続き、市川が作詞・作曲した「JUMPIN JUNK HIPPY SHAKE」が披露される。『Ⅴ』のオープニングナンバーでもある。いい意味でいつものROCK'N'ROLL GYPSIESと違うと感じさせるのは、この曲がアルバムの1曲目を飾ることも大きいだろう。 “JUNK” “JUMPIN”、“HIPPY SHAKE”などを各所に散りばめるコーラスはバンドとしての新機軸である。同曲では市川が嬉々として飛び跳ねながらベースを弾いているが、その姿は見るものを笑顔にさせる。元気印担当(!?)の市川の面目躍如だろう。




そして花田が作詞・作曲し、新作に収録された「渦」を歌う。いかにも花田らしい人生という旅を歌う、壮大なHOBO SONG。彼のテーマソングのような曲だろう。“老いることより 錆びるより その先へ”と歌われる。以前も指摘したが、敬愛するニール・ヤングへの彼なりの回答のようにも聞こえる。ある意味、花田が辿り着いた境地だ。


下山淳が作詞・作曲を手掛けた「N.W.O」(2003年にリリースされた実質的なデビューアルバム『ROCK'N'ROLL GYPSIESⅠ』に収録)を披露する。“N.O.W. ”は“NO WAY OUT”の略。“出口ない”と歌いながらも“出口が見つからないなら 今すぐ捜すことさ”と続ける。下山らしいナンバーだろう。山形県人は粘り強く、決して諦めることをしない!


新作から「So Long」(作詞・作曲:下山淳)を続ける。下山流のHOBO SONGという趣きだが、少しやるせなく、それでいて希望を繋ぐような歌と七色の音色が心と身体に染みわたる。



花田は新作に収録した「くりかえして」(作詞・作曲:花田裕之)を披露する。ロックの格好良さを体現するナンバーだが、これも花田流のHOBO SONGであり、ROCK’N’ROLL GYPSIESを続ける理由、“流れ”を行う意味を歌っていると言ってもいいかもしれない。何か、決意表明にも聞こえるのだ。



同曲を終えると、会場に深い余韻の残す中、メンバーはステージから消えていく。時計は午後8時少し前を指している。アンコールを求める拍手と歓声が続く。少しして、彼らがステージに戻って来る。




アンコールは新作『Ⅴ』の異色(!?)のナンバーで、池畑潤二が作詞・作曲した「PLEASE」から始まる。誰もが新作を聞いて驚いたかもしれない。まるでスカパラと思った方も多いのではないだろうか。曲調がスカというだけでなく、バンドとオーディエンスの“絆”を繋ぐ歌でもある。そんな歌が自分達には必要だと感じ、池畑が作った。野外フェスなどでは欠かせないナンバーになるだろう。



続けて、全世界配信したばかり、会場の誰もが期待していたTHE ROOSTERS(Z)のナンバーが披露される。彼ら自身も変なこだわりもなく、意固地なところもない、以前からTHE ROOSTERSとTHE ROOSTERZのナンバーを披露しているが、どこかで自ら望めど、なかなか解禁されないという状況にやきもきしていたはず。晴れて、大手を振って、演奏ができる。勿論、演奏自体は禁止などされていないが、何か、気持ちの問題からか、どこかで解禁されたことを喜んでいる――そんな嬉々とした演奏になる。。


まず演奏されたのはTHE ROOSTERSの1980年にリリースされたデビューアルバム『THE ROOSTERS』 に収録された「Do The Boogie」(作詞:柴山俊之・作曲:鮎川誠)である。彼らの奥底、源流にあるナンバーだ。鮎川への追悼の意味もあったのではないだろうか。


「Do The Boogie」に続いて披露したのは、1985年にリリースされたアルバム『NEON BOY 』のタイトルトラック「NEON BOY」(作詞:柴山俊之・作曲;花田裕之)。THE ROOSTERSは『GOOD DREAMS』 (1984年)のリリースを契機にTHE ROOSTERZへと改名している。この日は“S”も“Z”もあるのだ。



そして、最後にニール・ヤングの「Rockin' In The Free World」を披露する。いうまでもなく、彼が1989年にリリースしたアルバム『フリーダム』に収録されたナンバーで、同曲には逸話や物語も多い。ニール・ヤングは同曲によって、“グランジのゴッドファーザー”とまで言われ、ある世代にとってはアンセムとなった。ROCK'N'ROLL GYPSIESは、この曲を敢えて最後に持ってきた、と勝手に思っている。


実は同曲、2020年3月19日(木)に東京・下北沢「GARDEN」で開催された『Overhaul vol.1 – BREAKTHROUGH–』(出演したバンドはAggressive Dogs aka UZI-ONE<feat.藤沼伸一、獅子の如くStyle>、ROCK'N'ROLL GYPSIES、亜無亜危異という3バンド)と言うイベントで、演奏されている。




ROCK'N'ROLL GYPSIESは、この曲を敢えてこの日の最後に持ってきたのではないだろうか。2020年の同公演後、コロナ禍は加速度的に深刻なものになり、実際、クラスターや自粛、非常事態宣言など、火急の問題となった。音楽や演劇など、エンタメは不要不急のものといわれる。そんな時代に敢えて、同曲を歌い、演奏することは自由な世界で思い切りロックする――という願いも込められていたが、漸く文字通りの世界で思い切りロックすることができたのではないだろうか。




同曲を終えると、メンバーはいつもならステージからあっさりと消えるのだが、この日に限っては下山が観客に向かって、“ありがとうございました”と感謝を伝え、去り際にはさり気なく、観客へタオルを振っている。珍しい、光景である。アンコールを終えると、時間は8時20分になっていた。実質的な演奏時間は1時間40分ほどだが、その中で、GYPSIES達のアルバムは“ROCK'N'ROLL GYPSIES”を含め、“Ⅰ”から“5”までと、遍く選曲し、同時にROOSTER達の“S”と“Z”の曲も披露されている。その歴史を総括しつつ、同時点の集大成のようでもある。どこか、やり切ったという思いが、下山をして、そうさせたのではないだろうか。このツアーの最終日、まさに会心のステージができたのだろう。敢えて表現するなら“値千金、黄金に輝く魅惑の夜”である。同ツアーの最終日、11月5日(日)、岡山「DESPERADE」でロックンロールの恰好良さを体現する4人の伊達男が織りなす究極のロマンとファンタジーに酔いしれる。まるで超高速で疾走するロックンロールトレインが制限速度を大幅に超え、まさに限界突破、絶頂へと至る。その神々しい御業は深く心と身体を抉るがごとく――いささか、大袈裟な表現かもしれないが、というところだろうか。まさに格別にして、破格、そして特別な夜だった。それを目撃し、体験できたものはまさに僥倖だろう。彼らの歴史の中でも記録と記憶に留められるべき“瞬間”だったのだ。





2024年の年が明けた。その後、ROCK‘N’ROLL GYPSIESの新しいライブのアナウンスは、まだ、ないが、メンバーにとっては特別なイベントが続いている。


池畑は4月27日(土)・28(日) に宮城県みちのく公園北地区「エコキャンプみちのく」で開催された「ARABAKI ROCK FEST.24 」で、27日(土)に“BIG BEAT CARNIVAL~ロックンロールの夢~”を主催。クハラカズユキ(The Birthday)、ヒライハルキ(The Birthday)、フジイケンジ(The Birthday)を招き、ゲストに浅井健一、奥田民生、SION、TOSHI-LOW (BRAHMAN/OAU/the LOW-ATUS)、松尾レミ (GLIM SPANKY)、亀本寛貴 (GLIM SPANKY)、細美武士(ELLEGARDEN、the HIATUS、MONOEYES、the LOW-ATUS)、百々和宏 (MO’SOME TONEBENDER)、YONCE (Suchmos・Hedigan’s)、そしてメンバーに池畑潤二(Dr) 、花田裕之(Gt)、 ヤマジカズヒデ(Gt) 、ウエノコウジ(Ba) 、細海魚(Key)、さらにMCにスマイリー原島というラインナップでチバユウスケに捧げるイベントを行った。



今週、5月16日(木)には京都「磔磔」で「京都・磔磔 50周年記念 」に出演。「フジロックへの誘い」をテーマに苗場音楽突撃隊として「磔磔」の50周年を祝福する。




「BIG BEAT CARNIVAL」と「京都・磔磔 50周年記念 フジロックへの誘い」(苗場音楽突撃隊)には花田裕之も参加している。彼は“流れ”や“band HANADA”としても精力的に活動している。



下山淳は仲野茂バンドとして活動する傍ら、同バンドの岡本雅彦やEli and The Deviantsの武田康男、KAZIとともに新バンド「貝生比良」を始動させている。また、昨年から穴井仁吉、延原達治、佐々木茜と始動したアカネ&トントンマクートとして6月には福岡、長崎、熊本を回る初の九州ツアーが控えている。同ツアーに先駆け、この5月19日(日)に所沢「MOJO」でアカネ&トントンマクートにDr.kyOnや澄田健などを招き、下山淳の生誕祭も行われる。



 



市川勝也はジュンスカのメンバーとして、2024年5月まで35周年全国ツアー開催中

ツアーファイナルは5月19日(日)LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)になるという。POT SHOTのメンバーとしても活躍している。


 



ある意味では、昨年のROCK'N'ROLL GYPSIESの2回のツアーが彼らのソロ活動を活気づけたと言っていいだろう。いつも以上に精力的になっている。まだ、彼らの新たな活動のアナウンスはないが、楽しみに待つこととしよう。いずれにしろ、4人はいつも以上に多忙を極めている。そんな中、さらに成長した彼らに出会いたいものだ。

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